【貯金0円】浪費家でも100万円を貯めるための大事なルール

貯める

こんにちは。ゆうです。

「お金を貯めたいけど何から始めればいいかわからない」
「月末にはお金がないから貯金できない」
「浪費の習慣が変えられない」

これからお金を貯めようとしている人には悩みが尽きませんよね。

今回は「浪費家だけどお金を貯めたい人」「小難しいことはしたくない」とズボラ体質の方向けに、浪費家だった私でも1年間で100万円を貯めた方法を紹介します。

この記事でわかること
  • お金を貯めるための重要なポイント
  • 100万円を貯めるための大事なルール

お金が貯まらない人の習慣

私は借金こそしていませんでしたが、電気料金の督促が来るほどの浪費家でした。
好きなものを好きな時に買い、現金が足りなければクレジットカードで支払うという生活です。
今思えば、よくこんなギリギリの生活していたなと不安になります。

電気料金の督促連絡

お金が貯まらない人には特徴があります。
浪費家だった私はこんな習慣だったかなと思います。

お金が貯まらない人の習慣
  • ついで買い・衝動買い
  • 外食・飲み会が多い
  • 趣味にお金をかける
  • 買い物はすべてクレジットカードで支払う
  • 余ったお金を貯蓄する

今思えば、だらしない金銭感覚ですが、当時は何とも思っていなかったから怖いですね・・・。

改善できない習慣とできる習慣

長年積み重ねてきた習慣を、ある日を境に改善することは浪費家にとって難しいです。
前述で挙げた「お金が貯まらない人の習慣」の中で、改善できない習慣とできる習慣があると私は思います。

私が貯金0円からスタートして100万円まで貯めた時に、それぞれの習慣が改善できるものなのか、できないものなのかを理由とともに実体験をお話しします。

ついで買い・衝動買い

「ついで買い・衝動買い」はある種の中毒状態です。
例えば、喫煙者に対して「明日から禁煙ね」と言っているようなもので、数日は我慢できるかも知れませんが、ストレスが溜まっていつかは爆発します。

私の場合、最初の一か月は我慢できていましたが、欲しいものを見つけると「買う理由を見つけて(自分に言い訳をして)」ついつい買ってしまっていました。

そのため、浪費家にとってこの習慣をすぐに改善することは難しいと思います。

外食・飲み会が多い

私の場合は仕事が忙しかったせいもあり、仕事が終わってから自炊するなんて、とてもじゃないですが面倒臭くてできませんでした。そのため、必然的に外食が多くなってしまいます。

また、職場や友人との人間関係上、飲み会が多くなる月もあります。
(誘われたら断れないですし・・・。)

人それぞれライフスタイルや考え方が違いますので、この習慣の改善はなかなか難しいと私は思います。

趣味にお金をかける

私の趣味は「買い物」だったのですが、その中でも特に服にお金をかけていました。
「高いものは良いもの」と考えていたので、ダウンならモンクレール、その他の服はロンハーマンのように、買うならすべてブランド物を買うようにしていました。

この「高いものは良いもの」という考えは未だに変わっていませんが、今ではTシャツなど、消耗がしやすい服はユニクロや無印良品で買うといったメリハリのある買い物ができています。

そのため、趣味によってはある程度改善できる習慣かと思います。

買い物はすべてクレジットカードで支払う

買い物の際は「どうせ買うならポイントが貯まってお得」と考えていましたので、すべてクレジットカードで支払っていました。
その結果、気付いたらカードの引き落とし額が10万円を余裕で超えてしまうこともざらです。
クレジットカードは財布から目に見えてお金が減らないので「今月いくら使っていいか把握できなくなってしまう」可能性があるのが怖いところです。

ここは後述しますが、支払い方法を変えればよいので改善できる習慣と思います。

余ったお金を貯蓄する

私の場合、その月に余ったお金を貯蓄しようとして、実際に余ったことは一度もありません。
贅沢をしたつもりはないのに月末には何故かお金が余っていない状態になっています。

私だけなのか人間の性なのか、お金を持っているとその分使おうとしてしまうからです。

ここも後述しますが、貯蓄の方法を変えることで改善できる習慣だと思います。

お金を貯めるための重要なポイント

本気でお金を貯めるためには「収支を意識すること」が重要なポイントです。

収支を「把握」ではなく「意識」することが100万円を貯めるための第一歩だと思います。
浪費家だった私は、最初に収支を把握しようとして、買い物をしたらレシートをもらい、家計簿をつけようとしていましたが、これが挫折の原因です。
今までやってこなかったことを新たに始めることになるので、習慣化しません。
そもそも、家計簿で収支を把握したところで見直すことをしないので、結局何の得になるのかわからず辞めてしまいました。

そのため「何にいくら使ったのかを把握する」といった細かい管理をするのではなく、まずは「あといくら使えるのかを意識する」ことが重要だと思います。

この収支を意識する習慣を身に着けるためのルールをこの後に説明いたします。

100万円を貯めるための大事なルール

100万円を貯める時に、どんなに辛くとも破らなかった大事なルールがあります。
それがこちらの2つです。

大事なルール
  • クレジットカード(後払い型の決済方法)で買い物はしない
  • 先取り貯金をする

クレジットカード(後払い型の決済方法)で支払いはしない

お金を貯める時にまず最初に決めたルールが「クレジットカードで支払いはしない」です。
なお、ここでいうクレジットカードとは、後払い型の決済方法のことを指しています。

支払いをクレジットカードではなく、すべて「現金」にすることで、次の給料日までにあといくら使えるのかを強制的に意識できるようになります。

ただし、常に現金を手元に持っているのは、今の時代に逆行していますし、落とした時のリスクも大きいです。
そこで、私のおすすめの支払い方法は「デビットカード」です。

デビットカードがクレジットカードと違うのは「口座から即時引き落とされる」ことです。
クレジットカードと同じように使えますが、口座の残高以上の支払いはできないので「あといくら使えるのか」を必ず意識することができるメリットがあります。

デビットカードのデメリットは、毎月必ずかかるような公共料金や携帯電話料金などの支払いができないことです。
これらは自分の裁量で何とかできるものではないので、例外としてクレジットカードで支払うようにします。

私が今でも実践している支払い方法を「クレジットカード」と「現金」に分けて一覧表にしましたので、ご参考ください。

クレジットカード現金
・家賃
・光熱費
・携帯電話料金
・ガソリン代、ETC料金 ※車を所有している場合
・生活必需品
・Amazonでの買い物
・サブスクリプション
・電子決済サービスへのチャージ
・飲み会
・外食
・嗜好品

先取り貯金をする

お金を貯める時に次に決めたルールが「先取り貯金をする」です。

先取り貯金をして、残ったお金を前述のルール(クレジットカードで支払いはしない)に従って次の給料まで過ごす、というものです。

ここで大事なのは「残ったお金の使い方に制限はかけない」ことです。
先取り貯金して残ったお金で生活することだけ守れば、好きなものを買う、飲み会や外食をするなど、何をしても問題ありませんし、管理の必要もありません。
お金を貯める時は、何にでも制限をかけようとしてしまいますが、それでは長続きしませんし、ただ辛いだけです。
貯金を習慣化するためにはムチも大事ですが、それ以上にアメも大事だと思います。

先取り貯金の具体的な金額ですが、1年間で100万円を貯めるためには「毎月8.3万円」を積み立てる必要があります。
「毎月8.3万円」はさすがに無理があるので、私はこのように給料日とボーナス日に先取り貯金をするようにしました。

先取り貯金のルール
  • 給料日:5万円
  • ボーナス日:20万円

先取り貯金の方法ですが、私は「銀行の自動つみたて定期預金」をおすすめします。
貯金用の口座を開設するのもいいですが、振替の手間がかかりますので、給与口座を持っている銀行に定期口座を開設して、自動つみたてを設定するのがいいと思います。
一度、設定してしまえば、後はほったらかしです。

先取り貯金後の生活ですが、今までのクレジットカードの支払いがある場合、給料日に5万円が無くなると、その月はかなり辛い生活になります。
私の場合、貯金を始めた最初の月は「外出しない・買い物しない」など徹底して支出を抑えましたのでかなり辛かったです。
比較的、お金に余裕ができるボーナス月を開始月にしてもよいと思いますが、モチベーションが一番高いと思われる「貯金を決意した月を開始月にする」を私はおすすめします。

実践効果

私は、2018年1月から貯金を開始し、2018年12月末で100万円、2019年12月末で200万円を貯めることができました。

2019年12月末時点の貯金額

お金が貯まったことも重要ですが、「本当にお金をかける必要があるのか?」といった、お金に対する考え方が変わったことが一番の効果だったと思います。

こちらの記事で書いた、資産が1,000万円を達成した今では、貯金が辛いと感じることはまったくありませんし、貯金自体を習慣化できるようになりました。

あとがき

「勉強は人生の選択肢を増やす」という言葉が好きなのですが、これはお金も同じだと思っています。

貯金の目的は、欲しいものを買うためだけではありません。

資産運用して配当金生活もできますし、もちろん会社員を続けることもできます。

このように「人生に選択肢を増やす」ことが目的だと思います。

この記事が、読んでいただいた人にとって「人生に選択肢を増やすきっかけ」となってくれることを祈っています。

それでは!

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