サラリーマンは億り人になれないのか?
「いつになったら3000万円貯まるのか?」
「サラリーマンは億り人になれないのか?」
ふと、サラリーマンの私はそう考えるようになりました。
毎月定期的に投資を続けていても、いつになったら目標の資産額になるのか、いつまで仕事を続けないといけないのか、といった漠然とした不安が押し寄せてきます。
そこで私は、投資先に選んでいる米国ETFをもとにシミュレーションしてみることにしました。
世の中、便利なもので「資産 シミュレーション」で調べるとツールを公開しているページが多々ありますが、私は自分の手でシミュレーションするのが好きなので、せっせとExcelを使って作ることにします。
シミュレーションをやってみる
投資先の米国ETF
まず、投資先に選んだ米国ETFは「インベスコQQQ 信託シリーズ1(ティッカー:QQQ)」です。
QQQはNASDAQ100指数に連動した米国株インデックスETFであり、GoogleやAmazon、Facebook(現Meta)、Apple、Microsoftといった通称GAFAMと呼ばれる銘柄など、主にハイテク株に投資ができるETFとなっています。
米国ETFの中からQQQを投資先に選んだ理由は、次の通りです。
- S&P500よりも長期的にみると投資リターンが大きい
- ハイテク株は今後も成長性がある
「QQQ」と「S&P500」を過去20年の運用実績で比較した結果は次のグラフの通りとなっています。

2009年辺りからQQQがS&P500の運用実績を上回っていることがわかりますね。
QQQはS&P500と比べて株価の上下が激しいですが、それでも「年平均のリターンは約10%」、「月平均のリターンは約0.8%」と好成績を収めています。
AIやIoT、自動運転など、我々の生活がより便利になるに欠かせない分野はハイテク株であり、今後の成長性があると私は考えています。
シミュレーション条件(私の場合)
私の現在(2022年8月時点)の資産状況と家計状況をもとに、シミュレーションの条件を次の通りに設定しました。
- ベースの金融資産額は2000万円(現在の私の金融資産額すべて)
- 預金額は300万円
- 毎月の投資額は10万円、ボーナス月(6月と12月)はプラス80万(年間280万円)
- 年利10%、月利0.8%(QQQの過去20年間の運用実績から算出)
シミュレーション結果(私の場合)
シミュレーションの結果は以下のグラフの通りとなりました。

- 3000万円達成まで「1年6ヵ月」
- 1億円達成まで「10年0ヵ月」
- 2億円達成まで「16年2ヵ月」
- 3億円達成まで「20年0ヵ月」
「複利は人類最大の発明」ともいわれますが、これは驚く結果です。
3000万円まで1年6ヶ月で達成できることも驚きですが、1億円達成まで10年で達成できるとは思いませんでした。
この結果を周りの方に伝えても「そんな上手いこといく訳がない」「こんなに簡単に1億貯まるなら苦労しない」と言われそうですね。
あくまでシミュレーションなのでここまでうまくいくとは思いませんが、過去の運用実績からシミュレーションしてみるとこのような結果となっています。
シミュレーション条件(ゼロベース)
私は今でこそ「金融資産が2000万円」「毎月の投資額が10万円」「ボーナス月(6月と12月)はプラス80万円」で投資ができていますが、そもそもゼロベースでこれから投資すると考えるとどうなるでしょうか?
そこで条件を次の通りに設定しシミュレーションしてみました。
- ベースの金融資産額は0万円
- 預金額は0万円
- 毎月の投資額は5万、ボーナス月はプラス20万(年間100万)
- 年利10%、月利0.8%(QQQの過去20年間の運用実績から算出)
シミュレーション結果(ゼロベース)
シミュレーションの結果は以下のグラフの通りとなりました。

- 3000万円達成まで「14年3ヵ月」
- 1億円達成まで「24年10ヵ月」
社会人1年目から投資を始めると15年目には3000万円が貯まる計算になります。
毎月の投資額を増やすことができれば10年目には3000万円を貯めることもできますね。また、今後も同じ投資を続けて1億円達成し、高配当株に切り替えることで配当金生活を送るのかなど、自分の人生をどのように送るのか、色々と選択肢が増えますね。
シミュレーション条件(過去の運用実績)
最後に、QQQの過去の運用実績をもとにシミュレーションしたらどうなるか気になりますよね。
そこで条件を次の通りに設定しシミュレーションしてみました。
- ベースの金融資産額は0万円
- 預金額は0万円
- 毎月の投資額は5万、ボーナス月はプラス20万(年間100万)
- 年利と月利はQQQの過去の運用実績(2002年1月~2022年7月)を使用
シミュレーション結果(過去の運用実績)
シミュレーションの結果は以下のグラフの通りとなりました。

- 3000万円達成まで「13年0ヵ月」
- 1億円達成まで「19年0ヵ月」
社会人1年目から投資を始めると14年目には3000万円が貯まる計算です。
さらに社会人20年目には1億円を達成できる計算となっています。
20年前からQQQに投資している人は今頃、億り人ということになりますね。
本屋でよく見るような「20年で1億円!」というタイトルは大袈裟ではないことがわかります。
私もシミュレーションするまではこのようなタイトルの本は信じていませんでしたが、この結果を見ると信じたくなります。
不安要素はないのか?
では、なぜ投資家の方々はこのシミュレーションのように運用をしないのでしょうか?
不安要素を明らかにしたうえで自分が許容できるか考えてみることにしました。
そこでまずは思いつく限りの理由を挙げてみました。
(重複したものもあるかもしれませんがご容赦ください)
- 過去の運用実績が今後も続くとは限らない
- ハイテク株だけに投資することは分散投資の観点からみるとハイリスク
- 米国株自体がバブルの状態
- FRBの金融引き締めによる景気悪化
- 為替リスクがある
過去の運用実績が今後も続くとは限らない
今後、米国株が下落の一途をたどるかもしれませんが、これは日本株も同じことが言えると考えます。そもそも株式投資をする際に過去の実績を見ないことはないと思います。
QQQの過去の運用実績を見る限り右肩上がりに伸びていますので、投資しない理由にはならないかと思います。
ハイテク株だけに投資することは分散投資の観点からみるとハイリスク
セクターでみると情報技術分野にしか投資しないのでリターンを狙った集中投資になりますね。
ただし、米国の個別株に投資するわけではないのでハイテク株の中で分散投資できているといえます。
さらに情報技術分野の銘柄は将来の私たちの生活に欠かせない存在になると考えます。
これは何をするにしてもITは必須になりますからね。
今後の成長性を考えると投資しない理由にはならないかと思います。
米国株自体がバブルの状態
これについては、何をもってバブルの状態なのか、調べる限り明確な根拠を見つけることができませんでした。
不安を煽るだけのように思えます。
FRBの金融引き締めによる景気悪化
世界的にインフレが起こっている中で米国はFRB(連邦準備理事会)による金融引き締めが今後もおこなわれ、長期的に景気が悪化し株価も下がる可能性があります。
しかし、世界的なインフレが起きている中で米国株だけ株価が下落することは考えにくいです。
さらに米国株が下落すると引きずられるように日本株も下落する可能性があるので、米国株を投資先に選ばない理由にはならないかと思います。
為替リスクがある
円高になると米国株の価値が下がり資産も目減りすることは確かにその通りです。
しかし、為替が今後どうなるか分かる人はいないと思います。
定期的に米国ETFを購入する投資家にとって円高になることは、安く米国ETFを購入できるメリットもあります。
ですので、為替リスクは先が読める人はいないし、メリットがあるので気にする必要はなさそうです。
結論
結論としては「サラリーマンでも億り人になれる!」と私は考えます。
あくまで過去の運用実績からシミュレーションをしたものなので今後どうなるかわかりません。
しかし、今回のシミュレーションの実施と不安要素を考察したことで、米国ETFに投資することの不安は少なくなりました。
引き続き、目標資産額の3000万円を達成するため、QQQへ継続的に投資していこうと思います。
毎月、当ブログで更新している資産記録の中でシミュレーション結果との差異も記録していく予定です。
みなさんも、本ブログのようにどの投資先を選ぶといつまでに目標資産額が貯まるのか、シミュレーションしてみると楽しんで投資ができるようになるかもしれませんね。
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